映画『マトリックス』の第1作目をご覧になったことはありますか?
プログラマーとして企業で働き、同時に凄腕のハッカー「ネオ」として生活してたトーマス(キアヌ・リーブス)。
彼の前に、ある日謎の女性トリニティと、その仲間モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)が現れ、トーマスは今夢の中で生きているのだと告げられます。
コンピューターによって制御された夢の世界、仮想現実に生きているのだと。

青い錠剤を飲めば もとの仮想現実に戻る。
赤の錠剤を飲めば 現実の世界に目覚める。
夢から目覚める決意したトーマスは、モーフィアス によって現実へと導かれ、「ネオ」として仲間たちと一緒に戦います。
人類をコンピューターによる支配から解放するために。
幸福力向上マインドトレーナー としてのわたしは、モーフィアス の役目を担っています。
“つらい仮想現実” から “満たされた現実” へとご案内することが、わたしの仕事です。
わたしたちは自分が創った世界を生きている
わたしたちは皆、なんらかの思い込みを抱えて生きています。
その思い込みこそ、ものの見方・考え方のモト。
そして、ものの見方・考え方が、独自の世界(仮想現実)を創っています。
のびのびと過ごしていられる世界ならよいのですが、”○○しなければならない” といった義務感を抱えている人たち、また、他人からの評価を気にして生きている人たちの世界は、そうではありません。
以前のわたしも、つらい世界に生きていました。
自信がなくて、人の目を絶えず気にしていた子ども時代。
周りに認められることで自信を得ようとするようになり、成人したころにはすっかり、他人の評価に依存するようになっていました。
思うような評価が得られなければ、「やっぱり自分はダメだ」と自己否定。
評価されたら、喜びもつかの間。こんどは評価を下げることを恐れる日々。
次第に、“常に人から批判的な目で見られている” という被害妄想に陥っていきました。
あいさつをしたとき、相手のリアクションがそっけないと、「嫌われている。」と決めつけて悲しくなる。
書類の不備を指摘されたら、「上司はわたしのことを、デキの悪い部下だと思っている。」と決めつけてひどく落ち込む。
などなど、万事がその調子。
なぜ、そんなネガティブなものの見方に取り憑かれていたかというと、
「わたしには、大切な何かが欠けている」
「そんなわたしは、人に受け入れられるわけがない」
というネガティブ かつ 強い思い込みがあったからです。すると、
・その思い込みに沿うように出来事を解釈して、
・その解釈を事実だと信じ込み、
・思い込みをさらに強める
という悪循環を繰り返され、つらく苦しい世界にどっぷりと浸かってしまうのです。
ですがそれは、作りものの世界、仮想現実にすぎません。
「自分のことを嫌っている相手」も「自分のことをダメな奴だど思っている上司」も頭の中で創り出されているのです。
つらい仮想現実から飛び出すには
自分の頭の中で作り上げた、つらくて苦しい世界を脱するには、まず最初に 事実と解釈を区別する ということが必要です。
たとえば、先のあいさつの例でいうと、事実と解釈は以下のようになります。
<事実>
わたしはAさんに「おはようございます」とあいさつをした。
Aさんはわたしの方に顔を向けるも、視線を合わさず、だまって会釈をし、すぐにパソコンの方を向いてキーを打ちはじめた。
わたしはムッとし、悲しくなった。視線を合わせて、あいさつを返してくれたらいいのに、と思った。
<解釈>
・Aさんは失礼だ。
・わたしのことを良く思っていないから、あんな挨拶をするんだ。
・わたしは嫌われている。わたしは、人から好かれない。
感情は、事実(出来事)に対して、何らかの解釈を加えたときに生じます。
つらい気持ちに気がついたら、
- 自分が今なにを考えているか、に注意を向けて
- 事実とそれに対する自分の解釈を分ける
という作業を、習慣づけることが、作りものの世界から現実に立ち返る第一歩です。
いちいち面倒くさい、とお思いになるかもしれませんが、繰り返していると、すぐに慣れますよ。
事実と解釈を区別することで、べつの視点で物ごとを視る余裕が生まれ、気持ちがぐっと楽に。
周りの人たちから「おおらかだね。」と言われるようになりました。
現実のなかで生きやすい環境をととのえる
こうして、事実と解釈を切り離す練習をしていると、自分の考え方のパターンが見えてきます。
そのパターンをさらに掘り下げたときに表れるのが、思い込み。
自分の世界を創っている「核」です。
たとえば、わたしが試行錯誤の末に見つけた思い込みは、先にも触れたとおり
「わたしには、大切な何かが欠けている」
「そんなわたしは、人に受け入れられるわけがない」
でした。
ずっと、自分のスキルや経験、学んできたことを存分に活かせる仕事をしたい、と強く願ってきたわたし。
それなのに具体的な行動をすることなく、ズルズルと学ぶことばかり続けていたのは、「人に受け入れられないわたしは、起業なんて向いていない。」という思い込んでいたため。
頭の中で創った「挑戦を禁じる世界」に閉じ込もっていたのです。
苦しいとはいえ、慣れ親しんだ世界から足を踏み出そうとすると、不安や恐れがつきまとうもの。
起業という大きな目標に向けて、リスクの小さい行動を積み重ね、できるだけ不安をおさえながら、少しずつ少しずつ進みました。
まずはカウンセラーやセラピストとして独立している人たちの話を聞く、
起業の勉強会やコミュニティに参加してみる、
仕事をしながら起業講座を受講して準備を始める、などなど。
このようにして、ゆっくりと現実の中で「挑戦しやすい環境」を整え、意欲と勇気を高めて “幸福力向上マインドトレーナー”として起業。今に至ります。
現実の世界は、
*自分が心から望むものを明らかにして
*望みの実現に向かって自由に行動していく場所
だと知りました。
自分の可能性を広げながら生きる充実感を今、感じています。
わたしのミッション
他人の感情や他人からの評価を優先してきた女性が
“ありたい自分” としての “満たされた生き方” を実現できるよう力を尽くすこと。
これが、わたしのミッションです。
そのミッションを遂行するために、モーフィアスの役目を担い、
● つらい仮想現実に苦しむ人を、現実へと案内し
● 現実のなかで、生きやすい環境を整えるお手伝いをします。
もし あなたが少しでも「ありたい自分づくり」に興味をお持ちでしたら、無料のワークブックをご請求ください。
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